シチュエーション別の婚活パーティーでの上手な断り方(フェードアウト)とメールの例文

シチュエーション別の婚活パーティーでの上手な断り方(フェードアウト)とメールの例文

婚活パーティーでカップリングして出会った相手とはいえ、何度かやりとりをしているうちに「合わないな」「お断りしたい」と思ってしまうこともあるでしょう。

その場合、上手な断り方を知っていれば相手を傷つけずに早い段階で新たなお相手探しができますよ。ここでは、

  • 連絡先交換の断り方
  • メールやラインをしてからの断り方
  • デートをするようになってからの断り方
  • 同時進行をしている場合の断り方

というように、シチュエーション別にご紹介していきます。お互いにとってより良い婚活ができるよう、誠意ある断り方を学んでおきましょう。

目次

婚活パーティーで知り合った人にお断りをするときの心境

相手にお断りするときどうするの
相手にお断りするときどうするの?

婚活パーティーは一度にたくさんの人と出会うことができる婚活サービスです。出会いが多い分、知り合った人に対してお断りをしなくてはいけない場面も増えてきます。

せっかく出会った相手に対してお断りをするとき、どんな心境になるのでしょうか?

なんとなく合わない

アンケートデータバンクによると「お見合いの縁談を断る理由」についての1位は「合わなかった」でした。

1位:合わなかった 55.2%

2位:相手の動作・言動 12.6%

3位:容姿 6.9%

4位:釣り合いを考えて 5.2%

5位:相手に断られた 3.8%

お見合いをして、その縁談を断った理由はなんですか?

合わなかったという理由には、

  • なんとなく受け付けない
  • 雰囲気が合わない
  • ピンとこない

といった点があげられています。断るときは明確な理由があると思いがちですが、多くは抽象的なもののようです。

メールのやりとりのタイミングが違う・服装の趣味が合わないといったように、ささいな違和感が連絡先交換や交際を断るきっかけとなります。

悪い人ではないけれど条件が合わない

悪い人ではないけど条件が合わない
悪い人ではないけど条件が合わない

婚活パーティーですごく良い人に出会えてカップリングしたとしても、収入・年齢などの条件が合わない場合もあります。

また、交際を前提にメールやラインのやりとりをしてデートを重ねていくうちに、婚活パーティーではわからなかった条件を知ることもあるでしょう。

  • 結婚したら家族と同居してほしい
  • 転勤が多いから頻繁に引っ越すことになる

結婚をするとなると、さまざまな条件が加わっていきます。相手の容姿・趣味・雰囲気がどんなに良くても、お互いが折り合いをつけられない条件の場合は断る理由となります。

もっと良い人がいるかもと高望みしてしまう

婚活パーティーでさまざまな人と出会っていると「もっと条件の良い人とも出会えるのでは?」と考えてしまいます。

相手が良い人だと理解しているけれど、せっかく婚活をしているならばもっと条件が良い人がいるのでは?と考えて、せっかく出会った相手に満足できずにお断りをすることも。婚活はお金も時間もかかるので、その分高望みをしてしまう傾向にあります。

【例文付き】シチュエーション別!婚活パーティーでの上手な断り方

婚活パーティーでの上手な断り方は?
婚活パーティーでの上手な断り方は?

婚活パーティーで出会った人に対する断り方も、二人の仲の進行度やその時のシチュエーションによって変わってきます。ここでは、

  • 連絡先交換の断り方
  • メールやラインのやりとりをするようになってからの断り方
  • デートをするようになってからの断り方

といった3段階にわけてポイントと例文をご紹介していくことで、マナーを守りつつ相手を傷つけない断り方ができるでしょう。参考にして、スムーズに次のステップへ進んでくださいね。

連絡先交換自由の婚活パーティーの断り方

連絡先の交換をしたけど断りたい時は
連絡先の交換をしたけど断りたい時は
ポイント
  • メッセージカードを利用してパーティー後に受け取る場合は「あとで」と断る
  • とりあえず交換しておいて、メールやラインで断るようにする
  • その場で断る場合は、さらりとした対応と笑顔で「ごめんなさい」と丁寧に

婚活パーティーの連絡先交換には種類があります。カップリングした人同士が交換できる場合と、連絡先交換が自由な場合です。

連絡先交換が自由の場合でも、その場で交換できる場合と、メッセージカードを婚活パーティー主催者が預かり、終了後に配布するスタイルもあります。

メッセージカードを主催者側から渡してくれるケースならば「あとでカードに書いてください」と伝えましょう。メッセージカードがない連絡先交換自由の婚活パーティーだと、面と向かってお断りしなくてはいけません。

また、婚活パーティー側から連絡先交換の時間を設けられてしまうこともあります。どうしても断れない場合は連絡先の交換をしておいて、メールやラインで断るのも手です。

OK例文
  • ごめんなさい。

例文というには短いですが、長々と断るよりも短く、笑顔でかわしていきましょう。じっくり考えて断るよりも、あっさりした雰囲気で言うことで尾を引きません。

すぐに話題を変えて、連絡先交換の話をなかったようにしていきましょう。相手は多くの人に連絡先交換を求めているので、ひとりに執着することは少ないですよ。

メールのやりとりをしてからの断り方

メール(LINE)のやり取りをしてからの断り方
メール(LINE)のやり取りをしてからの断り方
ポイント
  • はっきりと、相手を傷つけない文章にする
  • 期待させるようなことをほのめかさない
  • 短くはっきりと伝えること

婚活パーティーでカップリングした・連絡先交換だけをしてやりとりを開始したものの、お断りしたくなった場合ははっきりと意思表示をしながらも、相手を傷つけない文章にすることが大切です。

OK例文
  • 〇〇さんは大変素敵な方ですが、私とは価値観が合わないように感じました。申し訳ありません。

相手に落ち度はなく、あくまでお互いが合わなかったといった内容が良いでしょう。あいまいな表現で距離を置こうとしても相手は気が付かない場合もあるので、きっぱりと書くことが大切です。

デートをするようになってからの断り方

デートをするようになってからの断り方
デートをするようになってからの断り方
ポイント
  • デートをすることで知った相手の悪い面は言わない
  • デートを重ねて感じた理由を伝える

デートを何度かして、お互いの性格や金銭感覚などを深く知った上での断り方は少し難しくなります。何度か会っていると情がわいてしまうものですが、婚活で出会った人だと割り切りましょう。

直接会うよりもメールやラインで断る方法がおすすめですので、簡潔に、相手を傷つけない言い方をしてください。

OK例文

○○さんとデートをしてきてとても楽しかったのですが、将来に対しての考え方の違いを感じてしまい、交際に発展させることは難しいと感じました。ここまでありがとうございました 。

デートを重ねることでわかる結婚観や育ってきた環境の違いなどを理由にすると良いでしょう。はっきりと、このメールで終わりだとわかる書き方にしてください。

婚活パーティーで出会った相手を傷つけない断り方

せっかくの縁で知り合った相手ですから、むやみに傷つけるような断り方をしないようにしましょう。ここでは婚活パーティーでカップリングした相手に対しての、相手を傷つけない誠意ある断り方をご紹介します。

相手を否定する内容はNG

相手を否定するのはNG!
相手を否定するのはNG!

せっかく婚活パーティーでカップリングした相手でも、何度か会ううちに嫌な部分も見えてくるでしょう。それが別れの理由になったとしても、相手に伝える必要はありません。

NG例文
  • ○さんとデートをしてみて、頼りないところがあると感じてしまいました。
  • ○さんの金銭感覚と合わないと思うので、今後の交際はお断りさせてください。

人間の長所と短所は、人によって受け取り方が変わるものです。相手の性格が自分にとって良くないものだとしても、それを断る理由にしたら傷ついてしまいますし、今後の婚活に影響を与えてしまうこともあるので避けるべきです。

OK例文

○○さんには素敵な部分がたくさんありましたが、私の求める結婚相手像とは違うと思いました。ごめんなさい。

このように、相手に非がないと伝える断り方をしましょう。

直接会って断らない

直接会って断らない
直接会って断らない

デートをして情がわいてしまった場合「メールやラインでは失礼だから直接会う」という断り方をしたい人もいるでしょう。

しかし、その断り方は自分の気持ちが良くなるだけで、相手のことを思いやれていると言えるでしょうか?相手は断られると思わずに、デートをする気持ちで来ることでしょう。

男性でしたら念入りにひげを剃ったり、ワイシャツにアイロンをかけたり、女性でしたら髪の毛のトリートメントをしたり、ヘアメイクに時間をかけたり。

断るために、そういった準備をさせても良いか考えてみてください。婚活パーティーでカップリングした相手は長く付き合った恋人ではないので、直接会って話し合うような仲ではありません。

婚活は時間やお金がかかるものなので、そういった手間を取らせないよう、メールやラインでの断り方をおすすめします。

仕事を言い訳にする

相手を傷つけないためには、自分の仕事が多忙だと伝える断り方も有効です。

OK例文

せっかく〇〇さんと知り合えたのですが、仕事が忙しく結婚を前提にお付き合いをすることが難しくなりました。今後の見通しも立たないため、やりとりを終了させていただきます。

仕事が忙しいことはどうにもならないから仕方ないといった状況を作り出すことで、相手を傷つけずに断れます。

ただし、仕事が忙しいという理由を真に受けて「では仕事が落ち着くまで待ちます」と相手から返答されてしまうことも。食い下がられてしまった場合は、また改めて断らなくてはいけない可能性もあると頭に入れておいてください。

同時進行している場合は正直に言わない

同時進行している事は正直に言わない
同時進行している事は正直に言わない

婚活をしている場合、同時進行で複数人とやりとりをしている場合があります。ですが、それを正直に伝える断り方をしてしまってはいけません。

NG例文

○○さんの他にも婚活を通じて知り合った人がいて、そちらの方と交際することにしました。今までありがとうございました。

交際をスタートさせていなければ、同時進行をすること自体ルール違反ではありません。ただ、それを理由にしてしまうと相手は「知らない誰かと比較された」と気分を害してしまうことも。

今までご紹介したOK例文を参考に、相手を傷つけない断り方をしてくださいね。

しつこくされたらブロック機能を活用

誠意をもった断り方をしているにも関わらず相手からしつこく付きまとわれてしまう場合は、ブロック機能を活用しましょう。

メールアドレスならば受信拒否、ラインならばブロック機能を活用することで、相手との関係を断つことができます。ブロック機能を使う場合は、きちんとした断り方の後にしましょう。

最初からブロックしてしまえば簡単に関係を終わらせることができますが、それはマナー違反です。きちんとお断りをし、その後立ち行かなくなったらブロック機能を活用するようにしてください。

婚活パーティーで少しでも縁があったことを台無しにするような行為をしないようにしましょう。

また、自宅などを知られているとブロックしたあとに会いに来られてしまうかもしれませんので、詳しい個人情報は教えずにいると安心です。

婚活パーティーで出会った人に対して避けるべき断り方

婚活で避けるべき断り方や対応
婚活で避けるべき断り方や対応

ここからは婚活パーティーでカップリングした相手に対し、避けるべき断り方や対応をご紹介します。

  • どうせもう出会うことのない相手だから適当でいい
  • きちんと誠意のある断り方は面倒

とは思わずに、きちんとお断りできるようにしておきましょう。ここでのポイントは「相手の時間を奪わない」です。どのようなことなのか、詳しく見ていきましょう。

デートの約束をしたのにドタキャンする

デートの予定を組んだにもかかわらず行かない「ドタキャン」は避けるべき断り方です。

相手の傷つく言葉を言わなくて済むから良いと思いがちですが、ドタキャンされた事実は酷い言葉を言われたのとダメージは変わりません。婚活をしている以前に、約束を守らないのはひとりの大人としてふさわしくない行動です。

ドタキャンをせずに早く断っていたならば、相手はその時間で新たに婚活パーティーに参加して、良い相手と巡り合えていた可能性もあります。婚活で出会った相手への敬意は忘れないようにしましょう。

自然消滅はNG!

徐々にメールやラインの返信を遅くしたり、連絡を返さなかったりして、自然消滅を狙うのも避けるべき断り方です。

きちんとしたお断りの文章を考えることは大変ですし、受け取った相手の気持ちを考えると気が進まない行為です。しかし、相手は連絡をしないあなたに対して、

  • 仕事が忙しいのかな
  • 体調を崩していないか
  • 嫌われちゃったかな

といった不安な気持ちで待っています。婚活パーティーで出会った相手に対して、誠意がある断り方とは言えませんよね。

相手を傷つけたくないし、嫌な気持ちにさせたくないという考えがあるのならば、早めにお断りすることが一番です。自然消滅を狙っている間の時間を奪わないようにしましょう。

まとめ

婚活パーティーで出会った相手に対して断るのは、とても勇気がいることですし不安ですよね。

どうしても相手は傷ついてしまいますが、きちんとした断り方をすることで自分も相手も早く次のステップに進むことができます。上手な断り方は、

  • 相手のせいにしない
  • きっぱりと断る
  • 相手の時間を無駄にするような行動はしない

といった点を意識すればOKです。ご紹介した例文を参考に、お互いにとって良い婚活となるよう思いやって活動していきましょう。

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