婚活パーティーで相手に好印象を持ってもらうためには、自己紹介を上手にこなすことが大切です。
- 自信がないからうつむいて会話してしまう
- 自己紹介をしたあとに何を話したら良いかわからない
- プロフィールカードを読んでいるうちに時間がきてしまう
- 会話が盛り上がらない
といった悩みをお持ちの方へ、婚活パーティーの自己紹介のコツをご紹介!短い時間でも印象に残る自己紹介から盛り上がる話題について知っていき、会話を通じて好印象につなげましょう。
婚活パーティーの自己紹介で好印象を残そう
婚活パーティーは、短い時間で異性と話して良い印象を持ってもらわなくてはいけません。結婚相談所のオーネットが、第一印象について会員にアンケートをした結果、短い時間で相手の印象を判断するとの回答が寄せられました。
会ってから自己紹介を終えるまでの時間を「会った瞬間~会ってから2~3分」とすると、
- 男性:68%
- 女性:75.3%
というように、7割前後が短い時間で相手を判断しているとわかります。第一印象が決まるまで男性の方が時間をかけている一方、女性は短い時間に印象が決まる傾向です。
このように、婚活パーティーの短い時間で第一印象は良くも悪くも残りますので、最初の自己紹介がうまくいくことで、その後の会話もスムーズになるでしょう。好印象を残すためには第一印象が大切になりますので、自己紹介できちんと自分をアピールすることが大切です。
婚活パーティーの流れ
婚活パーティーの自己紹介はいつ、どうやってやるのか、基本的な流れをご紹介していきます。婚活パーティーはプロフィールカードがある場合とない場合があるので、それぞれの流れについてご紹介していきます。
プロフィールカードがある場合の自己紹介
プロフィールカードがある場合は、1対1でのお見合い形式であることが多いです。ここではいつプロフィールカードを書いて自己紹介をするのか、その流れをご紹介します。
- 婚活パーティー会場に到着後、受付をしたらパーティー開始前までにプロフィールカードを記入
- パーティーが始まったら、異性とあいさつをしつつ自分のプロフィールカードを渡す
- プロフィールカードを会話の糸口にしつつ、5分~10分程度話す
- 時間がきたらプロフィールカードをお互いに返却し、次の人へ
このような流れを繰り返していきます。
プロフィールカードには氏名・年齢・職業といった基本的なデータだけでなく、好きなもの・趣味・結婚観などの情報を書いていきましょう。詳しい情報はプロフィールカードに書いてあるので、自己紹介で言う必要はありません。
プロフィールカードがない場合の自己紹介
1対1の婚活パーティーではなく下記の場合は、プロフィールカードを書かないこともあります。
- ある程度の人数とグループになって話す合コンタイプ
- 大規模の立食パーティー
合コンタイプの場合は同じテーブルについている男女全員の前で自己紹介をし、立食パーティーの場合は異性と出会うたびに自己紹介を繰り返します。プロフィールカードがない場合は自己紹介で細かな情報を話したくなるものですが、手短に自己紹介しましょう。
しかし、普通に名前や年齢を言ったのでは覚えてもらえません。プロフィールカードがない婚活パーティーの場合は、自分にキャッチフレーズを付けると良いでしょう。
- はじめまして、〇〇です。映画が好きで、週に5本見ています
- 毎日料理を作っているので、レパートリーは豊富です
この人は映画の人、料理の人だと印象を持ってもらうことで、その後の会話が弾むきっかけになります。
また、他の人の自己紹介をきちんと聞く姿勢を持つことも好印象です。自己紹介してくれた人の話を覚えて、あとでその話題をふると「自分のことを覚えていてくれた」と喜ばれますよ。
自己紹介は手短にする
自己紹介というと、自分のことをたくさん伝えたくなるものです。ですが、顔を合わせてすぐの人からたくさんの情報を与えられても覚えられません。
1対1の婚活パーティーの場合はひとりと話せる時間は5分~10分しかなく、合コン型の場合は何人もの自己紹介が続くので、長々と話していると自己アピールどころか悪い印象になってしまいます。
まずは簡単に自己紹介し、プロフィールカードを見ながら共通の話題などで盛り上がると良いでしょう。
婚活パーティーの自己紹介で好印象を残せるポイント
自己紹介で自分をアピールするために、好印象になるポイントを押さえておきましょう。
会話の内容も大切ですが、話を聞いてもらうにはしぐさや会話中の姿勢も重要で、イケメンじゃない・美人じゃなかったとしても、好印象を残すことは可能です。第一印象を良くするためにも、自分の見せ方を知っていきましょう。
明るい雰囲気ではっきりとあいさつをする
どのような婚活パーティーの形であれ、自己紹介をする人の雰囲気は大切で、同じ内容を話していても、うつむいてぼそぼそしゃべる人の声は届きません。
アメリカの心理学者・アルバート・メラビアンは、人の第一印象について非言語情報が93%だと提唱しています。
そのうち聴覚は38%で、声の大きさ・声の高さ・話すスピード・イントネーションなどが含まれます。第一印象を良くする自己紹介をするためには、はっきり聞き取れるように丁寧に自己紹介をしましょう。
緊張すると早口になってしまう人や活舌の悪い人は、自分の声を録音して聞いてみてください。客観的に自分の自己紹介が聞き取りやすいかどうかを判断できますよ。
笑顔を忘れず目を見て話す
話す内容に気がいってしまいがちですが、第一印象を良くするためには笑顔が大切です。
さきほどのアルバート・メラビアンの提唱にも、55%は表情やしぐさを含む視覚が大事だとされており、体験談でも笑顔が印象に残ったという声が多くあります。
第一印象は重要だと実感しました。ポイントは『笑顔』どんな美人よりも、笑顔の人の方が素敵に見えました。
婚活なんでもアンケート|婚活パーティーのエクシオ
どんなに良い自己紹介をしても、無表情でうつむいて話していたら印象は悪くなってしまいます。相手の目を見て、素敵な笑顔で自己紹介するように心がけてくださいね。
ただし、相手を凝視すると印象は悪くなってしまう可能性もあるので、やりすぎないようにしましょう。
相手が心地よく話せるように興味を持つ
自己紹介は自分が話すだけでなく、相手があるコミュニケーションです。相手が心地よく話せるよう、聞き上手になりましょう。自己紹介をしてもらったら
- 趣味はスポーツ観戦なんですね。どんなスポーツを見ますか?
- 好きな食べ物はカレーですが、お店に食べに行きますか?おすすめはありますか?
というように、興味を持って相手に話題をふることが大切です。自己紹介だからと自分のことばかり話していると相手はうんざりしてしまいますので、興味のあることについて質問して、自己紹介からスムーズに会話に移りましょう。
【例文付き】婚活パーティーで盛り上がるおすすめの会話
ここからは、自己紹介とそれ以降の会話が盛り上がるおすすめの会話について、例文を交えてご紹介していきます。短い時間で印象に残る・会話が弾む方法となりますので、あらかじめシミュレーションしてから婚活パーティーに臨みましょう。
自己紹介の流れで会話を弾ませるために広げやすいフレーズを加える
自己紹介をしてそのままスムーズに会話が広がることが理想ですよね。
プロフィールカードを熟読して共通点を探しているうちに、話しかけるきっかけがなくなってしまった……なんてことになっては時間がもったいないです。自己紹介の段階で、相手が興味を持ってもらえるような話題を入れておくと良いでしょう。
- はじめまして、〇〇です。今日のために服を新しく購入してきました!よろしくお願いします。
- こんにちは、〇〇です。クリスマスが近いので、一緒にイルミネーションを見てくれる人を探しに来ました。今日はよろしくお願いします!
このように、当たり障りがないながらも婚活に本気であることを伝えたり、話の糸口として使いやすいフレーズを加えたりすると、相手もリアクションしやすくなります。
また、近々イベントがある場合には「そのイベントにどのように参加したいか」を話して、好きなデートスポットの話に発展させましょう。
趣味の欄に書いてある内容を広げる
プロフィールカードには趣味や好きなことを記入する欄がありますので、そこに書いてある話題を相手に質問してみましょう。
- 映画鑑賞がお好きなんですね。最近見た作品は?
- スポーツ観戦は、スタジアムに行きますか?自宅で見ますか?
趣味の欄に書いてあることに自分が興味をもっていなかったとしても、まず相手に質問してみましょう。知らない話をされてしまったら「今度じっくり教えてくださいね」と言えば、角が立つこともありませんし、次回からの約束も取り付けやすいですよ。
食べ物の話は盛り上がりやすい
食べ物は、人間ならば避けて通れない話題です。食事について話題にすることで、パーティーの後にデートに誘いやすくなるというメリットもありますよ。
- 今日、ご飯は何を食べてきましたか?私は忙しくて食べはぐってしまったので、この婚活パーティーが終わったら食べに行こうと思っているんです。
- イタリアンが好きなようですが、私はあまり食べないのでおすすめがあったら教えて下さい。
好きな食べ物、好きなレストランの話をすることで
- 普段どのようなところで生活しているのか
- 金銭感覚はどうなのか
- どのような友達と交流しているのか
といった点もわかります。生活の価値観が合うかを知ることができるので、まずは食事の話題がおすすめです。
相手の好きな話題を話してもらう
婚活パーティーの自己紹介で、自分の話をずっとしてしまうのは印象が良くありません。また、自分のことを話すことが苦手という人もいます。
そのようなときは、相手に会話の主導権を渡して話してもらうように、自己紹介やプロフィールカードに書いてあることについて質問していきましょう。
- 好きな異性のタイプは優しい人ですが、芸能人でいうとどんな人ですか?
- 犬を飼っているようですが、お名前は?
ただし、質問ばかり繰り返しているとまるで面接のように感じてしまうので、相手の話を膨らませたり興味を持ったりするなどして、会話を楽しむようにしましょう。
話題が途切れたら服を褒める
1対1で会話するタイプの婚活パーティーは、ひとりと話せる時間はわずか5分~10分程度です。とても短い時間ではありますが、あまり共通点がない人や口下手な人同士だと、会話が途切れてしまいます。
プロフィールカードに話せそうな話題がない・プロフィールカードがなくて話題が探せない場合は、相手の洋服を褒めましょう。
- 素敵な服ですね。いつもそういうファッションで過ごしているのですか?
- 今日はカジュアルで可愛いファッションですが、お仕事のときはどんな服装ですか?
相手のことを褒めつつ、婚活パーティーの服装と普段の服装の違いについて会話をすると良いでしょう。婚活パーティーのために買ったとなれば、相手の本気度を知ることもできます。
婚活パーティーでやってはいけない会話やしぐさ
どんなに容姿が良かったり条件が良かったりしても、相手に不快感を持たれてしまう会話やしぐさが存在しています。婚活パーティーは短い時間でしかコミュニケーションが取れないので、後で挽回することはとても難しいです。
第一印象が悪くならないよう、注意しておきましょう。
なれなれしい・がさつな言葉遣い
親しくなりたいからといってなれなれしい口調で話しかけると、相手は心を閉ざしてしまうこともあります。また、初対面でがさつな言葉遣いをする人は幼稚な印象ですし、「親しくなったらもっと荒っぽくなるのでは」と警戒されてしまうでしょう。
- こんにちはー!すごくかわいいね!今日はよろしく~。
- 今日はクソ暑いね!マジで死ねる。
婚活パーティーで出会う人は、学校の友達でも合コン相手でもありません。大人が利用している婚活サービスの場ですので、こうした言葉遣いのままでは恋愛対象にならないことも。
婚活パーティーは、Tシャツに短パンといったカジュアルすぎる服装では参加が認められていないことも多い場所です。少し背伸びしてでも、場にふさわしい言葉遣いをしましょう。
足や腕を組むような横柄な態度
あなたがこれから話そうとしている人が、足を組んで、腕を組んでふんぞり返って座っていたらどう思いますか?すごく横柄な人・態度が悪い・上から目線でしゃべりそう…って思ってしまいますよね。
足を組むことが癖になっている人も多いでしょうが、婚活パーティーの場では避けましょう。これは婚活パーティーの会話中に限らず、その前から異性に見られるポイントです。
パーティーの受付をして開始時間までプロフィールカードを記入し、お茶を飲みながら待っている間も異性の目に触れて、チェックされてしまいます。人柄が現れてしまいますので、婚活パーティー中はもちろん待機中も
- 足を組む
- 大股で座る
- 腕を組む
- ピンと伸びていない姿勢
- スマホをずっといじっている
といったことはやめましょう。
自慢や過去の恋愛など、自分の話ばかりする
婚活パーティーの自己紹介で、自慢話や過去の恋愛について話すことはやめましょう。
- こんにちは、〇〇です。年収は1000万円ありますし、会社の社長や芸能人の知り合いもたくさんいます。
- こんにちは、〇〇です。今まで10人くらいと付き合ってきましたが結婚を考えられなかったので、真剣に相手を探しに来ました!
こうした話題を振られたところで、相手は返事に困ってしまいます。
結婚をするには条件は重要ですが、それは相手が判断すること。自分から自慢話をしてしまうと安っぽくなってしまうので、プロフィールカードに記入するに留めておきましょう。
また、過去の恋愛について話すことは、自分をさらけ出しすぎだと受け取られます。まだ親しみを持っていない相手から恋愛の話をされても戸惑いますし、親密になってからでは聞きたくない話題です。
相手から尋ねられない限り、自分から話すことはやめておきましょう。もちろん長々と話しすぎることもNGです!
相手のプライベートに踏み込んだ質問をする
婚活パーティーは結婚相手を見つける場所なので、相手の収入や家庭の事情は気になるでしょう。しかし、初対面にも関わらずプライベートに踏み込んだ質問をしてしまうと、嫌われてしまいます。
- 年収500万円って書いていますけど、増える予定はありますか?
- ご両親はどんなお仕事をしていますか?将来介護をするのは長男であるあなたですか?
結婚する前に知っておきたい気持ちはあるでしょうが、今後親しくなるかどうかわからない人に対して聞いても仕方のないことです。まずは、お互いの人となりを知っていき、親しくなってから込み入ったことを尋ねるようにしましょう。
ネガティブな話題
婚活パーティーで豊かな人間関係を築くためには、ネガティブな話題は避けたほうが良いです。
- 最近、景気悪いですよね
- 生まれてこの方異性と付き合ったことがないので…
- 私なんてどうせブスですから
こうした話は場の空気が悪くなるだけでなく、自分の価値を下げてしまう発言になります。婚活パーティーに相応しくない暗い話や、自分をブスだと言う人は魅力的に見えませんよね。自信過剰になることもいけませんが、場の空気が読めない発言や自虐は控えましょう。
まとめ
婚活パーティーの自己紹介を成功させるには下記を意識すれば、好印象です。
- 笑顔で挨拶
- きちんと相手の話を聞く
- はきはきとした口調でしゃべる
- お互いが好きなものの話題で盛り上がる
会話術というと難しく聞こえてしまいますが、相手を思いやれば自然とできるようになるでしょう。自宅でイメージトレーニングをするなど自己紹介の準備をしていくことで、良い出会いが期待できますよ。
Q あなたの年齢は?
Q 最も大切な条件は?