結婚相談所に入会したいと考えても
- 入会するのに資格はいるの?
- 書類審査が厳しいのでは…
- どんな書類を用意したらいいかわからない
といった方も多いでしょう。結婚相談所というと年収や職業が限定されているなど、敷居が高いと思っていませんか?
実際は、必要書類さえ提出できれば多くの人が気軽に入会できます。
普段の生活ではあまり見聞きしない独身証明書や住民票などの必要書類の申請方法・手数料・取得までの期間をご紹介していきます。入会条件や審査基準と合わせて知っていき、滞りなく結婚相談所に入会しましょう!
結婚相談所の入会条件と審査基準
結婚相談所に入会したいけれど、自分が条件をクリアしているかどうか不安に思ってしまいます。
- 高収入でなくてはいけないのでは?
- 正社員でなくてはダメだろう……
こういった心配は不要です。まずは、多くの結婚相談所に共通している入会条件を見ていきましょう。
主な入会条件
結婚相談所によって設定は違います。18歳以上でOKのところもあれば、シニア向け結婚相談所ならば45歳以上など、入会条件は幅広いので確認しておきましょう。
結婚相談所に入会するのであれば、独身であることは絶対条件です。
結婚相談所は恋愛をする場ではありません。トラブルの原因になるので、結婚願望がない人は断られるケースも。
多くの結婚相談所で、男性は安定した収入が求められます。安定した収入があれば契約社員・派遣社員でも大丈夫です。
結婚相談所は結婚生活に支障が出る相手を紹介しないよう、会員には心身の健康が求められます。
多くの結婚相談所ではこのような入会基準が設けられていますが、思ったよりもその敷居は低いと感じられたのではないでしょうか?
結婚相談所の入会条件と聞くと敷居が高いイメージがありますが、難しいことはほとんどありませんので安心してください。結婚がしたいと考えている独身の人ならば、大抵は入会できますよ。
結婚相談所へ入会するときに書類提出が必要な理由
結婚相談所に入会しようと無料相談をしたりサイトを覗いたりしていると、必ず「入会時に提出する必要書類」といった項目が目に入ります。
- 書類を手に入れるのは面倒
- 自己申告じゃダメなの?
こうした思いになり、結婚相談所に入会すること自体がおっくうになってしまう場合も。ですが、面倒でも必要書類を提出する理由はきちんとあります。
必要書類を提出することで入会条件を満たすため
結婚相談所にはそれぞれ入会基準があるとご紹介しましたが、「わざわざ書類を提出しなくても口頭で充分」と思ってはいけません。結婚の意思を書類で提出することは難しいですが、年齢・職業・収入を公的に証明するためにも、必要書類を提出しないと入会できないようになっています。
書類の提出ではなく自己申告だけのプロフィールならば、ウソをつく人は必ず出てきます。プロフィールに偽りがあったとなれば、自分だけでなく紹介した結婚相談所の信用もなくなってしまうでしょう。
結婚相談所は、身分のしっかりした人を紹介する責務があります。必要書類を準備するには少し苦労しますが、きちんとした公的機関の書類を提出することでプロフィールの信頼性がぐんと上がりますよ。
身元がしっかりした人と出会えるので安心
自分は絶対にウソをつかないのに、必要書類を揃えるのは面倒だと思っていませんか?必要書類の提出は自分だけではなく、出会う相手がきちんとした身分だと証明してくれるものです。
婚活パーティーや婚活サイトは価格が安く気軽に参加できますが、必要書類は身分証のみという場合が多く、出会う相手の質が保証されていない点がデメリットに。
- 年収500万円以上だと言うから交際してみたら無職だった
- 20歳だと聞いていたら17歳だった
- 既婚者だった
というように、男女間のトラブルに収まらず犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。結婚相談所に自己申告で入会できるなら、常に出会う相手を疑ってしまう状況になりかねません。
きちんと必要書類を必要とする結婚相談所を選ぶことで、プロフィールを偽造する相手に出会わずに済みます。
必要書類を代行で取得してくれるサービスがある
必要書類を提出する理由も意義もわかったけれど、多くの書類を準備する時間が取れないという方のために、代行取得してくれるサービスがあります。
大手結婚相談所のエン婚活では、会員全員を対象に「独身証明書取得アシスト」というサービスもあるなど、結婚相談所によっては必要書類を代行してくれることも。
また、専門の行政士に書類の取得代行を依頼することもできます。
- なかなか平日に役所へ行く時間がない
- やり方がわからない
といった場合は、結婚相談所やプロの手を借りてスムーズに必要書類を準備してください。
多くの結婚相談所で求められる必要書類と申し込み方法
身分を証明することが大切だとわかったけれど
- どこで書類を揃えていいかわからない
- なぜ必要なの?
- どのくらいの金額・期間かかる?
といった疑問を解消すべく、多くの結婚相談所で提出を義務付けられている必要書類の必要理由・申請、取得方法・手数料・取得までの期間をわかりやすくご紹介していきます。
本人確認書類・身分証明書
入会条件・必要理由
住所・氏名・年齢を申告するために提出します。
申請・取得方法
運転免許証・保険証・パスポート・マイナンバーカードでOKですが、顔写真付きでない保険証などの場合は2種類用意することが求められる場合も。
独身証明書
入会条件・必要理由
独身証明書は正式名称「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」といい、結婚相談所に独身を証明するための書類です。
独身証明書にはもうひとつ「婚姻要件具備証明書」というものがありますが、こちらは日本国籍の人と外国籍の人が結婚をする際に必要となる書類なので、間違えないようにしましょう。
他にも独身を証明するものとして戸籍謄本がありますが、多くの個人情報が掲載されているため独身証明書がおすすめです。
申請・取得方法
独身証明書は、自分の本籍がある役所の戸籍課で発行してもらえます。申請の際に用意するものは以下の2点です。
- 本人確認書類
- 独身証明書申請書
「本籍地へなかなか行けない」という場合は、郵送でも可能。以下の4点を、本籍地の役所へ送ってください。
- 本人確認書類のコピー
- 独身証明書申請書
- 定額小為替で用意した発行手数料(郵便局で購入)
- 返信用の封筒(自分の住所・氏名を記載し、所定の額の切手を貼る)
独身証明書申請書は役所の窓口で入手したり、ホームページからダウンロードしたりできます。
取得までの期間
役所の窓口ならば即時、郵送なら1週間程度で自宅に書類が届きますが、役所によって期間が変わる場合もあるので、心配ならば電話で事前に問い合わせしておきましょう。
発行手数料
- 100~400円
- 各自治体によって違います。
卒業証明書
入会条件・必要理由
多くの結婚相談所は大学を卒業していなくても入会できますが、プロフィールを良く見せたいからと「有名大学卒業」とウソを書いて後でトラブルになることを避けるためにも、提出が義務付けられていることが多いです。
中卒・高卒の場合は提出しなくても良いなど、結婚相談所によって義務ではないこともありますので確認しておきましょう。
申請・取得方法
卒業証明書は所属していた学校の事務室あてに申請します。窓口で受け取る場合、申請に必要なものは以下の2点です。
- 本人確認書類
- 証明書交付願
郵送で申請し返送してもらう方法があります。郵送の場合は以下の4点を用意して、学校に送ってください。
- 本人確認書類のコピー
- 証明書交付願
- 定額小為替で用意した発行手数料(郵便局で購入)
- 返信用の封筒(自分の住所・氏名を記載し、所定の額の切手を貼る)
証明書交付願はそれぞれ大学のホームページからダウンロードすることができますし、ダウンロードできない場合は必要事項が記載されているので確認してください。申請理由を記載する場合、「結婚相談所で必要」と書きたくない場合は「勤務先で必要」としておきましょう。
取得までの期間
窓口で申請すれば即時~4日程度で受け取れる場合が多いですが、郵送では1週間~10日程度かかるので、事前に学校側に確認してください。
発行手数料
- 無料~500円
- 学校によって違いますので問い合わせてみましょう。
在籍証明書
入会条件・必要理由
在職証明書は別名「就業証明書」「就労証明書」「雇用証明書」といった名称で、現在働いている会社を証明するための書類です。女性は提出しなくても良い結婚相談所が多く、主に男性に提出が義務付けられているケースが多くあります。
申請・取得方法
現在勤務している会社で発行してもらえます。在籍証明書は必要事項をこちらで記載し、勤務先に記入捺印してもらうスタイルですので、結婚相談所やネット上のテンプレートを利用してください。
使用用途を言いたくない・申請したくないという場合は社員証や源泉徴収票などで代用可能なケースもあるので、結婚相談所に相談してみましょう。
取得までの期間
即時できる場合もありますが、企業によって違いますので確認してください。
発行手数料
- 無料
収入証明書
入会条件・必要理由
収入証明書は、どれくらいの収入があったかを証明するために提出します。職業と同様、収入は結婚相手を選ぶ際に重要な情報ですので、きちんとした数字を申告しましょう。
申請・取得方法
会社員の場合は源泉徴収票や給与明細(ボーナス支給明細書も合わせて提出)、フリーランスや自営業の場合は確定申告控えを提出します。源泉徴収票や給与明細は発行担当部署に申請し、取得しましょう。
取得までの期間
会社によって即時~1週間程度など、取得までの期間は違うので早めに申請してください。
発行手数料
- 無料
結婚相談所で求められることがある必要書類と申し込み方法
ここからは、求められることもある必要書類とその申請・取得方法・発行手数料・取得までの期間についてご紹介していきます。
住民票
入会条件・必要理由
本人確認書類よりも多くの情報が書かれている住民票の写しを求められる場合もあります。住民票には住所・氏名・生年月日・性別だけでなく本籍・筆頭者、続柄・世帯主、国籍・地域世帯主といったより詳細な項目が記載されています。
なお、申請の際にどの情報を記載するか選択できるので、結婚相談所に知らせたくない項目は伏せるようにしましょう。
申請・取得方法
住所登録している役所の市民課や戸籍課で発行できます。申請の際は以下の2点が必要です。
- 住民票の請求書
- 本人確認書類
なかなか役所に行けない場合は郵送でも可能です。以下の4点をお住まいの役所に送付しましょう。
- 住民票の請求書
- 本人確認書類のコピー
- 定額小為替で用意した発行手数料(郵便局で購入)
- 返信用の封筒(自分の住所・氏名を記載し、所定の額の切手を貼る)
住民票の請求書は、役所の窓口に置いてあったり、ホームページでダウンロードできたりしますので、利用しましょう。マイナンバーカードがあれば、コンビニコピー機でも住民票を発行できますよ。
取得までの期間
窓口やコンビニならば即時、郵送では1週間以上かかる場合もあります。
発行手数料
- 200円~300円
- 各自治体によって違います。
資格証明書
入会条件・必要理由
医師・弁護士といった職業の場合に必要となります。資格証明書の提出は義務ではない結婚相談所も多くありますが、これらの職業は高収入である場合が多く人気があるので、きちんと証明してプロフィールに記載することで出会いの数が増えるでしょう。
申請・取得方法
医師資格証や身分証を提出しましょう。
口座振替依頼書
入会条件・必要理由
入会金や月会費を自動引落してもらうために必要です。結婚相談所が用意した書類に記入する場合が多いので、準備が必要かどうか事前に確認しておきましょう。
写真
入会条件・必要理由
プロフィールに掲載する顔写真です。基本的には「3か月以内に撮影したカラー写真」が必要で、バストアップと全身の写真2枚が求められるケースが多くあります。
結婚相談所によって撮影方法は違うので注意が必要です。
- プロに依頼して撮影したものを用意する
- スマホで撮影したもので構わない
- 入会後に結婚相談所が撮影してくれる
などがあるので、入会前に質問しておきましょう。
まとめ
結婚相談所に入会するのは難しいことではありませんが、書類を揃えるためには労力が必要です。自分だけでなく、これから出会う相手や結婚相談所にとって「安心」「信頼」を得るためには必要なことなので、必要性を充分に理解して提出しましょう。
提出しないと入会できず、なかなか婚活ができません。時間がない・面倒くさいといった人は結婚相談所によっては代理取得してくれるサービスもあります。スムーズに入会して、婚活のスタートダッシュを決めてくださいね。
Q あなたの年齢は?
Q 最も大切な条件は?